2018年02月21日
このたび、当社の熱供給11地区が、東京都の「大規模事業所に対する温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」(以下「キャップ&トレード制度」)において、当該地区のお客さまがCO2削減量に算定できる「低炭素熱」の熱供給事業者(区域)に認定されました。
東京都では、キャップ&トレード制度において、2015年度から都が認定するCO2排出係数※の小さい供給事業者から対象事業所となるお客さまが熱を調達した場合に、CO2削減相当として認める「低炭素熱の選択の仕組み」を導入しています。
本仕組みにおいて、2018年度に対象となる熱供給事業者として東京都内の33地区が認定を受け、そのうち11地区が当社の地区となりました。
当社は、熱供給において、高効率のヒートポンプや河川水熱・下水処理水熱・変電所排熱などの再生可能エネルギー熱を利用することなどにより、省エネ・省CO2を実現しておりますが、今後も本仕組みを通して、お客さまの低炭素の取り組みに貢献してまいります。
※CO2排出係数とは、電気や熱の供給量あたりのCO2排出量を指し、本制度において「低炭素熱」と認定されるのは、この係数が0.058t-CO2/GJ以下の地区となります。
■当社の「低炭素熱」認定熱供給事業者(11地区)
1.銀座二・三丁目
2.新川
3.神田駿河台
4.芝浦四丁目
5.銀座五・六丁目
6.箱崎
7.府中日鋼町
8.京橋二丁目
9.八王子旭町
10.大崎一丁目
11.晴海一丁目
※「地域におけるエネルギーの有効利用に関する計画制度」における登録順
※関連リンク
①東京都報道発表 2018年2月19日 環境局
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/02/19/16.html
②東京都環境局公式サイト
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/