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「多摩源流 小菅の湯」における「国内クレジット制度」への参加について

2008年11月10日

当社のアイスバンクサービス®のお客さまである「多摩源流 小菅の湯」(財団法人水と緑と大地の公社)さま、ならびに、当社の親会社である東京電力株式会社(社長:清水正孝)は、このたび、「排出量取引統合市場」を構成する仕組みの一つである「国内クレジット制度」へ参加することとなりました。これに伴い、当社も「その他関連事業者」(*)として参加することと致しました。

これは、財団法人水と緑と大地の公社(理事長:廣瀬文雄)が、東京電力株式会社を国内クレジット保有予定者とする本制度の排出削減事業「多摩源流 小菅の湯におけるボイラーおよび吸収式冷温水発生機の電気式高効率ヒートポンプへの転換による省エネ事業」を経済産業省に申請したことによるものです。

当社は、当該事業におけるヒートポンプ機器の設置・運用・保守を財団法人水と緑と大地の公社から運営受託しており、クレジットの計測に関し、当社が保有するデータが不可欠であることから、「その他関連事業者」としての役割を担うこととなります。

なお、今後、国内クレジット認証委員会の承認手続きや排出削減実績の審査などを経て炭素クレジットは取引されることとなります。

(*) その他関連事業者:
排出削減事業共同事業者(国内クレジット保有予定者)とは別に、排出削減に寄与する設備機器の生産・販売者、国内クレジットの創出コストの低減を図る事業の集約を行う者等をいう。