河川水、下水処理水、地下水が持つ熱や変電所から出る熱など、今まで利用されていなかったエネルギーを地域熱供給で活用することにより、省エネルギー性を更に向上させることができます。
当社は5地区で未利用エネルギーを活用しています。
下水処理水温度は外気温度に比べて「夏場は低く、冬場は高い」という特性があり、この温度差をエネルギーとして活用しています。
※外気温度:気象庁気象統計情報(船橋)より
下水処理水温度:幕張新都心ハイテク・ビジネス地区の2008年度実績値
ヒートポンプは温度の低いところから高いところへ熱を移動させることにより、冷房用の冷水や暖房用の温水をつくっています。したがって、空調に必要な温度と移動先の温度の差が小さいほど、少ないエネルギーで冷水や温水をつくることができます。