DISTRICT
HEATING & COOLING



地域導管
プラントで作られた熱を各建物に送り届けるパイプラインです。主に道路の地下に張り巡らされています。東京都市サービスでは複数のプラントを連携させ、エネルギーの効率的な供給を実現させる役割も担っています。


ヒートポンプ
ヒートポンプは、空気や水などに熱エネルギーを移動させて空調や給湯などに使う技術です。投入した電気に対して3~7倍の熱エネルギーを得ることができるため、省エネに優れています。東京都市サービスでは蓄熱槽と組み合わせ、より効率の良いエネルギーを作り出しています。


コージェネレーションシステム(CGS)
燃料を燃焼させて発電し、その際に発生する熱を同時に利用する発電機です。電気と熱を同時に作ることが出来るのでエネルギー効率を非常に高く、停電時にも電気を使えるため、非常時の事業継続にも寄与します。


蓄熱槽
熱を蓄えるための大きな水槽です。ヒートポンプによって作られた熱を蓄えておき、必要な時に冷房や暖房として使います。晴海アイランド地区の地下には、国内最大級(50mプール約8個分)の大容量蓄熱槽があり、ヒートポンプと組み合わせ、より効率の良いエネルギーを作り出しています。

Gdoc ® -DHC(自動運転システム)
東京都市サービスと高砂熱学工業㈱が共同で開発した、AIを活用した熱源自動運転システムです。オペレータに替わり、AIが各種データから熱負荷を予想し、最適なヒートポンプの運転計画を自動で立案・運用することで熱を安定的で効率的に作り出すことが可能になっています。