2023年02月17日
生活協同組合コープさっぽろの関連会社であるコープフーズ株式会社の石狩工場に導入した当社コージェネレーションシステム(CGS)が、一般財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センター主催「コージェネ大賞2022」において、「優秀賞(産業用部門)」を受賞いたしました。
導入したCGSにより工場全体の電力を賄うことが可能であり、災害時にも工場の生産ラインを止めることなく、食料供給等の地域貢献に資することができる点が評価されました。
【共同受賞者様】
生活協同組合コープさっぽろ:
北海道内に100以上の店舗(スーパー)を構え、安全・安心なコープ商品や宅配システムトドックをはじめ、環境問題への取組みや、子育て、福祉等、組合員のための多彩な事業や活動を行う。
コープフーズ株式会社:
生活協同組合コープさっぽろ店舗向けを中心に惣菜等を製造する食品工場や配食工場を道内に7か所保有する、石狩工場の運営会社。
【概要】
・北海道胆振東部地震での経験を踏まえ、コープフーズ石狩工場内で使用するエネルギーをA重油ボイラ+買電から都市ガスへ燃料転換し、常用・非常用兼用ガスエンジンCGSを導入した。
・工場内に熱と電気を供給するとともに、伊藤忠エネクスグループ会社間による売電スキームを確立し、余剰電力を逆潮流する常用・非常用兼用の事業モデルを構築。
・生活協同組合コープさっぽろは石狩市と災害時の市民生活の早期安定を目的とした「災害時における消費生活の安定及び応急生活物質の供給等に関する相互協定」を締結しており、今回のCGS導入により、経済性・環境性の向上と共にBCP対策も講じ、地域のレジリエンス強化にも貢献している。